高崎田町屋台通り – 仮設屋台村

Client: 地元有志

飲食店が集まるだけならば、郊外型のショッピングモールと何ら変わりがありません。高崎でなくてはならないもの、食、歴史、文化、人に触れる、この地域を映し出すメディアとしての”まちなか“づくりを目指す。

田町という立地を選んだのも、かつての高崎の中心地”まちなか“であったから。そんな地域を盛り上げるべく、地元有志が集まったプロジェクト。

屋台通りは、田町通りに面した約280坪の敷地に、20店舗の屋台が軒を連ねる。1店舗当たりの面積は3坪と小さい。これはコミュニケーションを取りやすくするためで、コの字カウンターの客席はわずか9席。すでに中国料理、イタリアン、そば居酒屋、鉄板焼きなど10店舗が営業を始めている。

開業後1年。現在もすべての屋台が稼働し、初期投資の早期の回収も見込まれる。

担当業務:設計監理・新築
所在地:群馬県高崎市
構造設計:坪井宏嗣(坪井宏嗣構造設計事務所)
施工:株式会社イチカワ物産、有限会社小池燃料、中富工業株式会社
敷地面積:973.0㎡
延床面積:211.99㎡
構造規模:鉄骨造平屋+ロフト
用途:飲食店
竣工年:2009年12月
撮影:鳥村鋼一(鳥村鋼一写真事務所)
施主:LLP高崎食文化屋台通り

 

MEDIA

  • 2010 日経アーキテクチュア(2010年11月8日号) / 高崎の屋台村
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