高松町ガレージ

Client: 個人オーナー

東京郊外の競輪場の近くに位置する住宅である。開くことが必ずしも心地よいわけではない敷地環境下において、外壁の納まりを外と内とを近しくすることで、外部・内部が連続したような状況をつくり出そうとした。
外壁にちりばめられたライトウォールは、昼夜を通じて外と内に淡い光の表情を与えるのと同時に、その中に点在する黒い小さな窓の輪郭を曖昧にする。黒い窓は周辺の雑多な環境を抽象的な風景としてフレーミングし、ガラスパーテーションに反射し、増殖することで内部空間に広がりを与えている。
廊下としては少し広く、部屋としては少し狭い空間を、短冊状に寄せ集めたようなプランニングとしている。住宅として適するスケールに調整していく作業の、途中段階のような空間の質を目指した。

担当業務:設計監理・新築
所在地:東京都立川市
構造設計:岡田章(日本大学理工学部)
施工:株式会社河鰭工務店
敷地面積:118.34㎡
延床面積:158.15㎡
構造規模:鉄骨造2階建
用途:専用住宅
竣工年:2004年3月
撮影:TAKAMURA DAISUKE
施主:個人

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